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March 02, 2008

フォレストボード

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PENTAX K100D / SIGMA 18-50mm

断熱材としてグラスウールと並んでよく使われるのが発泡ウレタンで、安価で軽量、断熱性能はとても高いという便利な素材です。
床暖房などにはこれが必須で、人体に大きな害もなさそうなのですが、問題は、どう見ても湿気を通しそうもないということ。
筆者宅のようにコンクリのベタ基礎がない木造建築の場合、これを一階の床に敷き詰めてしまうと、地面から上がってきた湿気がそこで塞き止められ、床下湿度が上昇、柱が腐ったり、シロアリが繁殖するといった問題が起きる怖れがあります。
現状は畳床と、断熱材なしの木の床なので大きな問題は出ていませんが、それでも押入の床(合板)が湿気にやられてヘコヘコになっています。
そうした状況を見ても、これ以上床下の湿度を上昇させてしまうようなことはしたくありません。
一方で現状、床下から冷気が上がってきて底冷えするので―なにせ断熱材ゼロですから―やはり床下の断熱性は上げたい。

そこで今回の改修では、「フォレストボード」という、調湿性の高い断熱材を使うことにしました。
これは秋田県の企業が開発した製品で、これまで製材工程で捨てていた杉皮や杉の端材を原料とするもの。
断熱性は発泡ウレタンには劣りますがかなり高く、湿気を吸放出して安定させ、ある程度の強度もあって、壁紙やしっくい壁の下地にも使えるという優れもの。
見た目は板状なのですが↑、さわった感じはフカフカしています。
初めて使った大工さん、
「いやー、こりゃ暖かくて気持ち良さそうだよ。さすがセンセイだ」
と気に入った様子。
(筆者があまりにこと細かく、普通の施主がしないような指定をするので、ついに「センセイ」とあだ名をつけられてしまったのです(^^;))
↓こんな感じで、床材の下地に使います。
これまで輸入ものばっかりでしたけど、国産でこういう環境と健康にやさしい製品が開発されたのはうれしいですね。

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PENTAX K100D / SIGMA 18-50mm

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