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November 08, 2010

練習

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PENTAX K-5 / DA15mm

K5の使いこなしと、新しく買ったレンズのチェックを兼ねて、近くの公園に行ってきました。
快晴の昼前、明暗のきついトンネル越しの風景を撮影すると、空や手前の道が白トビします。
この状態でISO160、F8、1/125S、分割測光、露出補正は0、仕上げは「鮮やか」、ハイライト補正オンです。
画像仕上げを変えると違いが出るかと思い、「ナチュラル」「リバーサル」でも撮ってみましたが、白トビに関しては大差ありません。「リバーサル」では白トビに加え、黒つぶれが出てきました。
リバーサルフィルムはもともとシャドー部がつぶれやすい特性があるので、それに近い設定なのでしょう。

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PENTAX K-5 / DA15mm

続いて露出補正を試みます。
これは効果が大きいです。
-1/3、-2/3とマイナスに振るほど目に見えて白トビが減っていき、-1でとうとう消滅しました。
ただし今度は暗部が沈み、一部に黒つぶれが出ています。

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PENTAX K-5 / DA15mm

そこでシャドー補正をかけて暗部を持ち上げてみました。補正強度は「中」です。
黒つぶれはこれで無くなりました。
前機種のK7では、ハイライト補正とシャドー補正を同時にかけると、画面全体がノイジーになってしまい、とても使えない雰囲気でしたが、高感度に強いK5では目立ったノイズは見られません。
が、1枚目の写真と見比べると、暗部の描写力が低下し、シャープさにかける画質となってしまった感じです。

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PENTAX K-5 / DA15mm

こちらは逆光で木立を撮影したもの。
ハイライト補正オン、シャドー補正「強」、露出補正-1/3です。
空の一部が白トビし、手前の道路にもちらほら白トビ警告が出ています。

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PENTAX K-5 / DA15mm

同じシーンを露出補正-2/3として撮ったもの。
あまり変わりがありません。

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PENTAX K-5 / DA15mm

露出補正-1.3。
ここまで補正して、ようやく白トビがほとんどなくなりました。

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PENTAX K-5 / DA15mm

露出補正-2。
白トビが完全になくなりました。
好みは人それぞれですが、筆者的にはこれぐらいの露出がベストの感じです。
逆光時の分割測光は、あまりあてにしない方が良さそうです。

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PENTAX K-5 / DA15mm

こちらの写真は、画面左から光が来ています。
何枚か露出を変えて撮りましたが、-2/3程度の補正がベストでした。
これより暗くすると黒つぶれが、明るくすると白トビが出てしまいます。
仕上げは「風景」です。
鮮やかな色彩と高いコントラストが特徴のモードですが、輪郭が強調されるせいか、赤いサルビアがちょっと浮き気味な感じ。

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PENTAX K-5 / DA15mm

こちらの写真では-1/3がベストでした。
このあたりまで来ると、だいぶコツがつかめてきた感じです。
以下、筆者なりの結論。
白トビ対策には、まめに露出を合わせることが第一のようです。
ハイライト補正をかけた上で露出を何段階か変えれば、前出の動物園のようなきつい条件のときは別として、大抵の状況で白トビも黒つぶれも目立たない写真を撮ることができそうです。
失敗写真を防ぐためには、普段から-1/3程度の補正を常時かけておき、その上でオートブランケットを使うというのが、現実的かもしれません。また白トビを防ぐために暗めの写真を撮って、後でレタッチソフトで増感するというやり方でも、もともとの画像が低ノイズなので、ノイズが気になることは少ないでしょう。

シャドー補正は、ノイズに関しては合格点なのですが、描写が甘くなってしまうようです。また黒つぶれの防止については、「強」に設定しても、完全には防げないようです。これについては、普段は切っておこうと思います。

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