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May 29, 2013

GR試用その2 スタンダードとビビッド

Gr000095rs
RICOH GR スタンダード

GR試用、第二弾。
今回はJPEG撮影の「スタンダード」と「ビビッド」の違いを見てみます。
あいにくの曇り空なので、まずはラベンダーの花で青系の違いをチェック。
ここではf2.8、露出補正プラス1となっています。ISOはどれも100です。

Gr000094rv
RICOH GR ビビッド

うーん、青(紫かな)は、あまり違いがないですね。
若干、ビビッドのほうが色が濃いかなあ、という程度です。

P5290001r
OLYNPUS TOUGH TG-1

比較のために、オリンパスの「TOUGH-1」も持ちだしてみました。
撮像素子は1/2.3と、一般のコンパクトデジカメの標準サイズ。
彩度やコントラストは高めの設定で、全体に派手な発色です。
ちょっと画角が違いますが、ま、細かいことは気にしないことにして、比べてみます。
露出が暗めになったので、その影響も出ていると思いますが、それにしてもGRとはだいぶ違います。
紫は濃く、黄色も濃いです。
素子の大きさの影響も歴然で、手前から奥までピントが来ています。

Gr000097rs
RICOH GR スタンダード

今度はバラの花で黄色の比較を。
f2.8、露出補正プラス0.3です。

Gr000098rv
RICOH GR ビビッド

黄色が少し濃くなっている感じがします。
が、こちらも極端な違いではありません。

P5290003r
OLYNPUS TOUGH TG-1

前の写真ほど、GRとの違いが大きくないです。
こっちのほうが露出が明るいかな、という程度。

Gr000100rs
RICOH GR スタンダード

続いて赤いバラ。
肉眼で見たときには、赤の中でも、ややオレンジがかった赤です。
f2.8、露出補正はゼロ。

Gr000099rv
RICOH GR ビビッド

これは大きくスタンダードと違っています。
きれいなんですが、彩度が高すぎて、ちょっと浮き上がってみえるかも。
色飽和寸前という感じです。

P5290005r
OLYNPUS TOUGH TG-1

何かと派手な絵作りのTG-1ですが、この赤色については、GRのビビッドに比べて彩度が低く感じます。
ただちょっと白っぽい感じで、GRのほうが、肉眼で見たときのオレンジがかった色味がよく出ています。
ピクセル面積の違いからくる、ラティテュードの差が出ているのかもしれません。

Gr000101rs
RICOH GR スタンダード

今度は芝生と木、草の緑を見てみます。
f2.8、露出補正はゼロ。
残念ながら、バックの空は曇っています。

Gr000102rv
RICOH GR ビビッド

これはだいぶ、違いが出ました。
露出が少し明るくなってしまったようです。
が、それを除いても緑の発色はだいぶ違う感じ。より黄色みの強い方向に変化します。

P5290000r
OLYNPUS TOUGH TG-1

これは一段と露出が明るいですが、色味的にはGRのビビッドに近い印象です。

全体としては、ビビッドとスタンダードでもっとも違いを感じたのは赤の彩度で、緑もかなり変わるようです。
(追記)
久しぶりに青空が出たので、空を撮影してみました。
上から、スタンダード、ビビッド、オリンパスTG-1です。
唖然とするほど、違います(笑)。

Gr000123rs
RICOH GR スタンダード

Gr000124rv
RICOH GR ビビッド

P5310001r
OLYNPUS TOUGH TG-1

いかがですか?
空の作例では、スタンダードとビビットの差もはっきり出ていますが、それ以上にTG-1との違いは大きく、同じ空(30分ほど、時間差はありますが)を撮ったとは思えないほどです。
もう1つ作例を載せます。

Gr000125rs
RICOH GR スタンダード

Gr000126rv
RICOH GR ビビッド

P5310002r
OLYNPUS TOUGH TG-1

実際の空と見比べると、TG-1は派手すぎで、肉眼で見た色合いに近いのは、GRのほうなのですが…
本当に地味な発色です。
特にスタンダードは、露出も暗めで、リアルの空よりくすんで見えるかも。
筆者は当面、色の設定はビビッドを使うことにしました。
ただ色乗りは、現像処理でなんとでもなるので、次はRAW撮影と、付属ソフトでの現像を試してみたいと思います。

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