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June 19, 2013

GR試用その7 マクロ

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RICOH GR

GRのマクロは、使い方がなかなか難しいです。
まず、もともと撮像素子が大きいこともあって、あまり被写体に近寄れません。
マクロオンで10cm。オフだと30cmまで。
被写界深度も浅く、ちょっと焦点から外れるとボケてしまいます。
できるだけ大きく撮影しようとしても、トリミングしないと上の写真ぐらいが限界になります。
このときISO800、f2.8、シャッター速度1/30秒です。

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RICOH GR

こちらはマクロ撮影の際、フラッシュを使ったもの。
絞り優先、ISO100、f2.8です。
マニュアル調光で「フル発光」にしたら、真っ白に飛んでしまいました(その写真は省略します。真っ白ですから(笑)。
マニュアルで最小の発行は1/64なので、次はそれでやってみました。
それが上の写真です。
でも、まだ光が強すぎます。
シャッター速度は1/40秒。
取説には何も書いてないし、なぜこのシャッター速度なのか、どうもよくわかりませんが、
「シャッター速度優先モード以外でフラッシュを使うときは、シャッター速度は1/40秒に固定する」
という方針なのかもしれません。

Gr000313r
RICOH GR

同じ条件でマニュアル発光をやめ、オート発光にしてみました。
今度は適正露出になりました。
シャッター速度は上と同じ1/40秒。
オート発光の場合、適正露出になるよう、フラッシュがシャッター速度(1/40秒固定)に連動し、マニュアルでは最小だった1/64以下にも発光量を調節しているようです。

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RICOH GR

こちらは花のマクロ写真。
さすがに一般のコンパクトデジカメとは一味ちがう、きれいな写りです。
こういう写真を撮るときは、マニュアルフォーカス(MF)をよく使います。
ところがこれがまた、使いにくいのです。
そもそも説明書には、
「フォーカスがMFのときは、マクロボタンは無効になり、マクロ撮影はできません」
と書いてあります。
って、おいっ!
MFって、マクロ撮影で一番使うもんでしょう?
いったい何考えてるんでしょうか。

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RICOH GR

ところが実は、MFでもマクロ撮影はできるのです。
AFで「マクロオン」にしておいて、マクロ領域に焦点を合わせてから、「AF/MF切り替え」でMFに切り替えると、焦点距離の調節範囲が10~30cmに変わり、ちゃんと10cmまで寄れます。
なんだ、できるんじゃん。
なぜ、こういう大事なことをちゃんと書かないかなあ。

Gr000193r
RICOH GR

MFモードの次の問題は、焦点距離を変えるのが面倒なことです。
MFモードにした状態そのままでは、距離を変えられません。
普段は絞り用のダイヤルになっている、カメラ全面のダイヤルが、マクロボタンを押すことで、距離変更用ダイヤルに変わるのです。
でもカメラ前面のダイヤルというのが、これまた動かしにくく、細かな調整が難しいです。
どうもメーカー側が想定しているMFモードの使い方としては、
「まずはAFでおおまかに合焦させてから、MFに切り替えて距離を固定し、後は自分で動いて、細かなポイントに焦点を合わせなさい」
ということのようです。

Gr000215r
RICOH GR

MF合焦のアシスト用に、「FAターゲット移動」という機能があります。
合焦ポイントを拡大する、MFマクロ撮影では重要な機能。
でもこれ、割り付けられるボタンがFn1、2、エフェクトしかないんですよね。
それらのボタンは既にISO、タイマー、AF/MF切り替えに割り付けているので、使いたいときは、その都度、「メニュー」から、各ボタンの機能割付を変更してやるしかなさそう。
うーん…
DISPボタンで呼び出せるようにするか、せめてADJボタンのメニューに入れられるようにしてくれれば…
「あんまりマクロは使いなさんな。向いてないんだから」
ってことなんでしょうかねえ。

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