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March 06, 2017

PENTAX KP 色合い、ほか

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PENTAX KP / FA77mm

PENTAX KPの試用、今回は色合いその他に注目していきます。
レンズは引き続きFA77mm、Jpeg撮って出し、デフォルトの色彩設定「あざやか」。
これまでK5では「みやび」を主に使っていたので、少し感じが違う…というか、前のほうが好み(^^;)。
APS-CコンパクトのGR(初代)では、大いに不満だった色味ですが、一眼レフのKシリーズの場合、自分で細かく設定できるので、大きな問題ではありません。
このままでも、初代GRのような赤の飽和はないようです。

Kp000060r
PENTAX KP / FA77mm

黄色は地味め。
もうちょっと、明るくてもいいかな。

Kp000012r
PENTAX KP / FA77mm

空の青も、初代GRよりはヌケがいいです。
梅のピンクはいい感じ。
色については今後、設定を詰めていく予定ですが、とりあえず大きな問題はなさそうです。

Kp000047r
PENTAX KP / FA77mm

白飛び耐性を見ようと、明暗のコントラストが強い光景を写してみました。
KPはデフォルトでハイライト補正がオートになっており、補正が必要な場合だけ効くという優れもの。
その場合はISOが自動的に200以上になります。
この写真でも自動で補正が働いたようで、ISO200になっていたのですが…
うーん?
かなり派手に飛んでますね。
印象としては、ハイライト補正を使っても、K5より白飛びに弱い感じです。
このあたりは、高感度特性を優先した代償かもしれません。

Kp000008r
PENTAX KP / FA77mm

前回の電車の写真ですが、こちらも実は電車の窓の上、自動車の天井やボンネット、ゴミ箱のフタ、空などが広範囲にわたって飛んでいます。
さらにもう1つ、気になった点が。
電車のパンタグラフの一部が緑がかり、自動車の窓枠や電線が紫がかっているのです。
いわゆるパープルフリンジです。

Kp000008r1
PENTAX KP / FA77mm

上の写真の一部を等倍に拡大したもの。
こうするとはっきりわかりますね。
白く飛んだ部分の周囲が紫色に染まっています。
なおKPにはレンズ補正機能があり、デフォルトで回折補正、色倍率収差補正がオンになっています。

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PENTAX KP / FA77mm

同じく電線と電柱を拡大したもの。
逆光気味のシチュエーションです。
白く飛んだ空の縁にある、電線や電柱が紫色に。
K5のときは、一部のレンズを除いてあまり感じられなかった現象です。
FA77mmは、とくにパープルフリンジが出やすいレンズとは思っていなかったのですが…
もしかして、カメラのせい?

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PENTAX KP / FA77mm

こちらは金属のモニュメントのトゲや鎖の部分で出ています。
反射光ですね。
ここまでいずれも、絞りは開放、F1.8。

明るいレンズの絞り開放、快晴時の逆光ないし反射光で、白飛びの回りにパープルフリンジが出る…
ここから推測すると、ブルーミングかもしれません。
「入射光が非常に強い場合に、過剰に発生した信号電荷が画素からあふれ出すことにより発生し、画像では輝点の周囲に紫色が滲み出しているように見える」という現象。
その場合は、レンズではなくカメラが原因ということになります。

Kp000053r
PENTAX KP / FA77mm

実はネットで見た、ヨドバシカメラのサイトに上がっていたKPの作例で、氷の写真のエッジのところにやはりパープルフリンジが出ていました。
そちらで使われていたレンズはズームなので、FA77mm以外のレンズでも出ることは確かなようです。
KPの画像素子は高感度特性を向上させつつ、2400万という高画素を維持しているので、1画素あたりの許容電荷量が小さくなり、ブルーミングが起きやすくなってしまったのかもしれません。
ただこれについては、少数の作例から断定することはできません。
今後、いろいろなレンズや絞りで撮影してみて、原因や対策を考えていきたいと思います。

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