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April 11, 2018

α7Ⅲ 高感度特性

Aliso100
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

我が家では家族の台湾旅行が実質デビューとなった、ソニーα7Ⅲ。
とりあえずカメラとしての素性の良さは、旅行で確認することができました。
これからは時間の空いたとき、ポイントを絞って機能や性能を見ていきたいと思います。
ということで、まずは高感度特性から。

Aliso800
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

α7Ⅲは35mmフルサイズながら有効画素数は2420万と抑えめ、しかも裏面照射型CMOSセンサー採用とあって、こと高感度耐性については相当な実力が予想されます。
JPEG撮って出し、等倍切り抜きで比較してみました。
最初の写真がISO100、次が800。
これぐらいでは等倍でもまったく差がわかりません。

Aliso3200
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

今度は一気にISO3200まで上げてみます。
あれあれ、まだ等倍で差がわかりません。

Aliso6400
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO6400。
まだよくわからない……
すごいかも。

Aliso12800
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO12800。
ようやく、画面が少しざらついてきました。

Aliso25600
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO25600。
ざらつき度が増加。
でも等倍ではなくモニター画面で見ているかぎり、差がわからない程度。

Aliso51200
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO51200。
等倍だと色の濁りやディテールのつぶれが感じられてきました。
これでもモニター画面だと、違いがわかるかどうか微妙です。

Aliso102400
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO102400。

ここまできてようやく、モニター画面でもざらつきが感じられるようになりました。
でも差はわずか。
ISO10万ですか…
PENTAX KPでもそうでしたが、ここからはEXIFデータではすべて「ISO65535」と表示されてしまいます。
「いっぱい、いっぱい」みたいな感覚ですね(笑)。
いや~、そんな数字で実用性を語る日が来るとは。

Aliso204800
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO204800。
さすがにモニター画面でもはっきりとノイズが増え、画像が濁ってきました。
これはあまり使いたくないレベル。
でもここまでの高感度は、そもそも使う機会がないんじゃないかという気もします。

Al000939204800_r
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8

上のISO204800の元画像を、ブログサイズに縮小したもの。
モニター画面で濁ってきたといっても、ブログサイズなら問題ないです。

Kpiso12800
PENTAX KP / FA31mm(等倍)

こちらは筆者の愛用機、PENTAX KPのISO12800での等倍切り出し写真。
KPの発売は1年前で、当時のAPS-Cセンサー機としては驚異的な高感度耐性を誇っていました。
しかしこうやって見比べると、 KPのISO12800はα7ⅢのISO51200ぐらいに相当する印象です。

Kpiso25600
PENTAX KP / FA31mm(等倍)

KPのISO25600。
こちらはα7ⅢのISO102400相当ぐらいでしょうか。

Al001263iso1250_r
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8

今度は別な被写体で比べてみます。
上のような写真を等倍切り出ししていくと…

Al001264iso1600
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO1600。
とくにノイズは見当たりません。

Al001265iso2500
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO2500。
お?
こちらは以前の被写体とは違い、もうこの段階で背景の灰色や白いビンの陰に、わずかですがざらつきが感じられるような気が…

Al001266iso3200
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO3200。
確かにざらついています。
わずかですが先の写真より粒子が荒くなってきました。

Al001267iso6400
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO6400。
はっきりざらつきが感じられます。

Al001268iso12800_3
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO12800。
ざらつき度が上がってきました。

Al001269iso25600_3
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO25600。
同上。
ただ、これぐらいでも筆者の使っているモニター(1920×1080)では目につくような違いは感じられません。

Al001270iso51200
SONY α7Ⅲ FE35mm F2.8(等倍)

ISO51200。
等倍ではかなり荒れた感じになっています。
ここまできて、モニターでも少しざらつきが感じられるようになりました。

Kp016295iso12800_2
PENTAX KP / FA31mm(等倍)

今度は同じ被写体を写した、PENTAX KPのISO12800。
こちらでは先の被写体のときより、α7Ⅲとの差が縮まっている印象です。
KPのISO12800のノイズレベルがα7ⅢのISO25600と同じぐらいに見えます。
差にして1段分ですね。

こうして見ると、被写体により差があるものの、高感度耐性ではα7ⅢがKPに、1~2段分の差をつけているようです。
今回の実験を踏まえて、筆者はα7ⅢのISOオートの上限をデフォルトの12800から25600に、1段上げることにしました。

KPのときは、ISOオートの上限を12800まで許容し、低速シャッター限界を125分の1秒にして、これまでは撮れなかったたくさんのシーンを写真に残すことができました。
それは筆者にとって驚きでしたし、
「高感度耐性はISO12800が実用になれば、まあ十分かな」
とも感じていたのですが、α7Ⅲを使い始めたことで、その感覚も変わるのかもしれません。
おいおい、報告していきたいと思います。

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