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April 26, 2018

α7Ⅲとマウントアダプター7 FA50mmf1.4

Gr000098_r
RICOH GR

α7Ⅲとマウントアダプターの実験、その7。
今回は故障品のFA50mmf1.4を試してみます。
GWに旅行に持っていき、滝壺で転んで水没させ、初代のKPとともに全損になってしまった個体。

レンズ内にも水が入ってしまい、乾いた後、買い直したKPに付けて使ってみたら、回路が壊れたようで絞りが連動しなくなっていました。
KPの場合、手動で絞りを動かす方法がないため、こうなるとどうしようもないのですが、
「α7Ⅲなら使えるかも」
と、一縷の望みを託して、アダプターを介して取り付けてみたところ――

Al001153fa50f147_r
SONY α7Ⅲ / FA50mm

なんと!
上の写真のように、見事に写ったではありませんか。
レンズ内まで水が入ったにも関わらず、目立つ汚れも見当たりません。
KPでは動かなかった絞りも、ちゃんと動きました。
これには感激しました。

Al001153fa50f147t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

ということで、中心部を等倍切り出ししてみます。
最初に開放f1.4。
にじんだような感じです。
銀塩時代から開放ではボヤッとした写りでしたから、こんなものでしょう。

Al001155fa50f27t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

f2。
少しよくなりましたが、まだにじんだような写り。
文字が二重に見えます。
やっぱり水没のせいかな…

Al001158fa50f287t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

f2.8。
お? だいぶよくなってきました。
これは期待が持てるかも。

Al001159fa50f47t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

f4。
一段ときれいになりました。
うん、これなら使えますね。

Al001161fa50f567t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

f5.6。
まだ画質が向上しています。

Al001164fa50f87t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

f8。
ああ、ここで画質が落ちてきました。
FA43mmと同じく、f5.6あたりが中心部の解像度のピークのようです。
でもピークのところで比べたら、DA50mmより上かも。
ということで、比較してみましょう。

Al001174da50f3t
SONY α7Ⅲ / DA50mm(等倍)

Al001161fa50f567t_2
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

Al001321t
SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8(等倍)

上がDA。絞りはアダプターで3段絞っていて、f5.0ぐらい。
中段がFAで、f5.6。
下は比較のために撮ってみたFE35mmの等倍切り出しで、絞りはf5.6。

比べると、やっぱりFAのほうがきれい。
DA50mmは開放から中心部の画質はあまり変化しないのですが、FAのほうは開放ではぼんやりした写りで、絞るにつれてどんどん画質が向上し、f4~f5.6ではDAを上回る印象です。
中心部だけなら、FE35mmにも勝っているように見えます。

FA50mmの発売は43mmよりさらに古く、1991年だそうです。
今年、同じ焦点距離、同じ開放F値の新しい大型の新レンズが発売になるようですが、このオールドレンズでも――しかも水没後でも(^^;)――中心部の画質は十分、通用しますね。
これはうれしい驚きでした。

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