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October 17, 2018

Kindle Oasis (キンドル オアシス)

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PENTAX KP / FA31mm

アマゾンの読書用タブレット、「Kindle Oasis (キンドル オアシス)」を買いました。
広告なし、メモリ32GBのWiFi専用モデル。
お値段は3万4980円と、キンドルとしては高価。
「マンガが読みやすくなっている」
という謳い文句に期待しての購入です。

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PENTAX KP / FA31mm

午後に注文したら、その日のうちに到着。
気合入ってます。
でも梱包をほどくと、本体の他はUSBケーブルのみ。
「おいおい、3万5000円も出させておいて、電源アダプターもなしかい?」
と思わずツッコミを入れてしまいます。
後でアマゾンのサイトを見たら、
「アダプター別売 1980円」
となっていました。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

こちらが表。
電池は半分ぐらい入っていました。
他のタブレット用のアダプターを使って充電したら、30分ほどでほぼ満タンに。
なんだかバッテリー容量は小さそう。

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PENTAX KP / FA31mm

こちらが裏。
表ではベゼル(画面の回りの黒い枠)が広くなっている側が、反対側より厚くなっています。
ここにバッテリーなどが入っているようです。
表面のベゼルの色は黒でしたが、裏はチタンカラー。
色はこれ一択です。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

2012年発売の初代のキンドル・ペーパーホワイトと並べてみました。
画面が初代の6インチに比べて7インチと一回り大きくなり、枠も含めて全体の横幅が広くなり、逆に縦方向の長さは初代より短くなっています。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

このオアシス、最初に起動してしばらくは、「なんだこりゃ」というほど動作が遅く、最初に本を読もうとしたら、「待機中」と表示されたまま、一向にダウンロードが始まりません。
30分ほど待っても何も変化がないので、さすがにおかしいと思い、いったん電源ボタンを長押しして再起動したら、正常に戻りました。
やれやれ。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

画面の縦方向の長さはノーマルのキンドルと同じかと思っていたのですが、こうして並べてみると、縦もはっきり長くなっているのがわかります。

画面の大きさ以外の違いとしては、カタログ上の解像度が上がっていることと、表示の切り替えが早くなっていること、防水になったことがあります。
またページ送りとページ戻し専用の物理ボタンがベゼルに置かれています。

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

実際に使ってみると、画面が大きくなった分、これまでより読みやすく感じました。
重さも初代ペーパーホワイトより軽くなっているし、ページ送りの物理ボタンも使いやすく、またページを送ったときの表示の切り替わりも以前より早くてスムーズ。
ただ全体としてみると、そう大きな差ではないです。

一方で解像度の向上は、体感としてはよくわかりませんでした。
それとベゼルの縁が、前はなめらかなラウンド形状だったのに、オアシスではエッジが立っていて、それが指に当たるのが個人的に気になりました。

期待していたマンガですが……
うーん。
Eink画面は、一般的な本を読む分には液晶に比べて目が疲れなくていいのですが、マンガの絵は見づらく、活字の本を読むときよりかなり輝度を上げなくてはなりません。
普通の本からマンガに替えるたびに輝度調節するのは、けっこう面倒。

それよりなにより、マンガを読むには画面が小さすぎます。
この大きさだと絵の迫力が出ないし、細かい吹き出しなどは拡大しないと見づらいです。
またオアシスの7インチ画面はマンガの1ページより幅広で、縦はいっぱいなのに横はスカスカ。
マンガ用というからには、縦横比も一般的なマンガ誌の比率に合わせてほしかったですね。
現状では大きくなった画面がムダになっています。

Einkはカラー表示ができないので、色刷りの表紙を見る楽しみもありません。
正直、マンガを読むなら昔買った9.7インチのiPad2のほうがはるかに見やすいし、楽しいです。
というわけでマンガについては、これまで通り液晶タブレットで見ることになりそう。
だったら32GBもいらなかった……

トータルでは、
「悪くはないけど、3万5000円は割高」
と感じました。
とりわけ、この見づらさで「マンガ用」を名乗るのはいかがなものかと思います。
11月発売予定の新型ペーパーホワイトと比べると、画面が6インチか7インチというぐらいしか違いがないので、価格的には8GBモデルで2万円くらいがいいところではないでしょうか。

まあ今回は6年ぶりの購入ということで、期待が先行しすぎだったかもしれません。
初代ペーパーホワイトを買ったときには、
「あと何年かしたらカラー版が出てくるだろう」
ぐらいに予想していたんですけどねえ。

残念ながら液晶と比べてEinkの進歩はゆっくりなようです。
用途が限られるために、あまり開発費がつかないのかも。
せっかく「目に優しくて省電力」という特長があるのだから、それを生かしてがんばってくださいね。

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