Posts categorized "携帯・デジカメ"

July 02, 2017

PENTAX KP 手ぶれ補正の個体差

Kp010750r
PENTAX KP / DA15mm

水没後に再購入したPENTAX KPですが、どうも手ぶれ補正の効きが落ちたような気がしてしかたありません。
前の個体でも撮影したCDラックを改めて新しい個体でも写してみて、違いの有無を検証することにしました。

Kp010750c01
PENTAX KP / DA15mm

上の写真の等倍切り出し。
シャッター速度は10分の1秒です。
まずはブレていません――というか、手持ち撮影でブレがゼロということはありえないので、この写真でも微妙なブレはあるはずですが、等倍でこの程度であれば筆者的に問題なく許容範囲ですので、「ブレてない」ということにします。

Kp010751c03s
PENTAX KP / DA15mm

続いて0.3秒。
前の個体では何度撮影してもまったくブレなかったシャッター速度。
この写真ははっきりブレているとまではいえませんが、やや鮮明度が薄れてきています。
おそらくブレの影響でしょう。

Kp010752c03s
PENTAX KP / DA15mm

こちらも同じ0.3秒ですが、明らかにブレがわかります。
感じていた通り、今度の個体は前の個体に比べ、はっきりと手ぶれ補正の効きが悪いようです。
同じ被写体を3回写して、うち1度、はっきりブレがわかったものがこれ。

Kp010754c05s
PENTAX KP / DA15mm

今度は0.5秒。
これも前の個体ではほとんどブレることのなかったシャッター速度。
ところがこちらの個体では、等倍切り出しなどしなくてもひと目でわかる、ひどいブレです。
こういうのを見ると、がっかりしてしまいますねえ……

Kp010755c05s
PENTAX KP / DA15mm

同じ0.5秒ですが、こちらはだいぶ「まし」です。
0.5秒では3枚のうち2枚がはっきりブレがわかるレベルで、あと1枚がこの写真でした。

Kp010757c1s
PENTAX KP / DA15mm

こちらは前の個体ではほぼブレなしで写せる限界だった、1秒。
こちらの個体では完全に限界を越えているようで、3回写してすべてブレブレでした。
このレンズDA15mmに関しては、現個体は前の個体より2段ないしそれ以上、手ぶれ補正の効きが落ちるようです。

Kp001100c1s
PENTAX KP / DA15mm

ちなみにこれが前の個体でシャッター速度1秒で写したもの。
うっかり記録サイズをSにしていたため、等倍切り出しでも他の写真より小さく写っていますが、はっきりしたブレは感じられません。

はあ。えらい違い。
今のが不良品なんでしょうか、それとも前のが特別できがよかったんでしょうか。
いずれにしてもあらためて、水没事故が悔やまれます……(;_;)

Kp010780r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

さて今度は望遠レンズで検証してみます。
室内でズームを使い、いっぱいに伸ばして300mm側で撮影。
まずは30分の1秒。
前の個体ではブレなく写せていたもの。
今回も、パッと見は大丈夫そうですが……

Kp010780c301
PENTAX KP / DA55-300mm RE

等倍切り出し。
お?
等倍でもはっきりとはブレていませんね。
30分の1秒では3枚写して、3枚ともこのレベルでした。
これなら個人的には許容範囲です。

Kp010781c201
PENTAX KP / DA55-300mm RE

続いて20分の1秒。
前の個体ではこのあたりがブレずに写せる限界でした。
残念ながらこちらは、はっきり大きくブレています。

Kp010782c201
PENTAX KP / DA55-300mm RE

20分の1秒、2枚め。
これもブレています。
が、1枚めほどひどくはないです。

Kp010783c201
PENTAX KP / DA55-300mm RE

同じく20分の1秒、3枚め。
さらによくなりました。
これぐらいなら許容範囲かも。

望遠レンズでは広角レンズと比べ、前の個体との差が縮まっているようです。
前の個体より少し劣るものの、まる1段の差はない感じ。
あるいはメーカー側で、望遠側に合わせて手ぶれ補正の調整をしているのかもしれません。

あー、でも、テンション下がるなあ。
調整を依頼したら、よくなるんでしょうか。
保証期間の間に、一度相談してみましょうか……

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June 05, 2017

PENTAX KP フリンジ補正

Kp010478r
PENTAX KP / DA50mm

先日買ったDA50mmF1.8ですが、FA77mmと同じぐらいの確率でパープルフリンジが出るようです。
といっても開放近くの撮影の場合で、大騒ぎするほどの割合ではありません。
せっかくなので、KPのRAW展開の中にある項目、「フリンジ補正」を試してみました。

Kp010478c
PENTAX KP / DA50mm

最初の写真の中央やや右下のあたり、フリンジが出ている部分の等倍切り出しです。
これにRAW展開のフリンジ補正をかけると…

Kp010478_2c
PENTAX KP / DA50mm

お!
きれいに紫色が消えました。

Kp010478_2r
PENTAX KP / DA50mm

もとの画像を見ても、補正以外の違いは感じられません。

Kp010480r
PENTAX KP / DA50mm

こちらも水面の反射にパープルフリンジが出ています。
絞りは開放、F1.8です

Kp010480_2r
PENTAX KP / DA50mm

補正を使うと、消失。

Kp010480c
PENTAX KP / DA50mm

等倍で見てみます。
最初が補正なし。

Kp010480_2c
PENTAX KP / DA50mm

こちらが補正あり。
全然違いますね。
フリンジ補正はオート、弱、中、強が選べて、ここでは「強」にしています。
選べるようになっているということは、強くかけすぎると画質の劣化などがあるのかもしれませんね。

Kp010482r
PENTAX KP / DA50mm

補正をしなくても、絞り込むとフリンジは消えます。
こちらはF8.0ですが、フリンジは見られません。

Kp010462r
PENTAX KP / DA50mm

逆光方向、開放F1.8で写した電車の電線。
全体に紫に染まっています。

Kp010462_2r
PENTAX KP / DA50mm

補正をかけると、灰色系の色に。

Kp010462c
PENTAX KP / DA50mm

補正前の写真の等倍です。
見事に紫になっています。

Kp010462_2c
PENTAX KP / DA50mm

補正ですっきりしました。
このフリンジ補正、倍率収差の補正などと同じく、指定されたレンズでないと使えません。
その点は残念ですが、ともあれ使うとほぼ消えるようなので、フリンジに悩んでいる方は試してみるとよいのではないでしょうか。

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May 18, 2017

買い直し

Gr005953r
RICOH GR

水没して修理工場行きとなっていたPENTAX KPについて、「修理不能」との連絡がありました。
やれやれ。
予想通りとはいえ、がっかりです。
やむえず、買い直すことに。

Gr005888r
RICOH GR

前回の失敗に懲りて、「延長保証5年(自然故障+物損保証)」というサービスがある、「SMART1-SHOP」さんという福岡の通販会社さんで購入。
同じく水没したFA50mm F1.4の代わりに、DA50mm F1.8も買い増しました。
コンパクトで、KPにつけるとサイズ的にベストマッチ。

Kp010002r
PENTAX KP / DA50mm F1.8

DA50mm F1.8は、実売価格1万3000円ほどという格安レンズ。
でもネットで見ると、「写りはFA50mm F1.4とほぼ同等」という評価です。

Kp010094r
PENTAX KP / DA50mm F1.8

鏡胴の素材はエンジニアリングプラスチックで、軽いものの、見た目それほどチープな感じはありません。
フィルター径52mmと、DA40mmのフードがそのままでは転用できないのが、ちょっと残念。
小ささ・軽さを活かすため、フードなしで使おうかなと思慮しております。

Kp010026r_2
PENTAX KP / DA50mm F1.8

初日に薄暗い居酒屋でスローシャッターの限界を試したところ、1/10秒までは手持ちでいけましたが、1/5秒ではダメでした。
DA15mmでの1秒、300mmREの1/20秒からすると、もう少しがんばってほしいところ。
「もしかして、前の個体のほうが手ぶれ補正の効きがよかった?」
という疑念も……
まあ、そのあたりの評価は使いながらおいおい、確かめていこうと思います。
予定外の出費は痛いけれども、なにはともあれ手元にKPが戻ってきてうれしいです。
今度は落とさないぞ~!(^^;)

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April 27, 2017

明瞭コントロール

Kp002136fa24f2r
PENTAX KP / FA24mm F2

FA24mm F2は、フィルム時代のスターレンズ。
なのですが、デジタルとの相性はとくに悪い部類に属します。
絞り開放だと、まるでソフトフィルターがかかったかのような、モヤッとした写り。

Kp002138fa24f8r
PENTAX KP / FA24mm F8

F4ぐらいまで絞ると、だいぶシャッキリしてきます。
まあブログサイズだと、違いがよくわからないかも。

Kp002133fa31f8r
PENTAX KP / FA31mm F8

対照的に、フィルム時代のレンズにも関わらず、デジタルになっても変わらずに、開放周辺からすばらしい写りを見せてくれるのが、こちらのFA31mm Limited。
ここではF8で使っていますが、F2でも十分クリアです。

Kp002136fa24f2c
PENTAX KP / FA24mm F2 等倍

FA24mmの、開放F2での等倍切り出し。
もや~、です(^^;)。

Kp002138fa24f8c
PENTAX KP / FA24mm F8 等倍

同F8。
かなり違います。

Kp002133fa31f8c
PENTAX KP / FA31mm F8 等倍

FA31mmの等倍。
あれ。
F8ぐらいになると、FA24mmとそれほど変わりませんね。

このFA24mmの写りを、先日試した、キーやコントラスト、シャープネス、そして明瞭コントロールで救済できないか、試してみました。

Kp002136f24f2r
PENTAX KP / FA24mm F2

開放F2で、この前やった全部乗せ、キー+4、コントラスト・ハイライト-4、コントラスト・シャドウ-4、ファインシャープネス+4、明瞭コントロール+4でRAW展開してみます。
うーん……
明るくはなりましたが……
「もや~」は「もや~」ですねえ。

Kp002138f24f8r
PENTAX KP / FA24mm F8

続いて、F8でやってみます。
お?
これはなかなかですね。
さらにシャッキリ感が出てきました。
こういう風景写真にはいいかもです。

Kp002133fa31f8r_2
PENTAX KP / FA31mm F8

こちらはFA31mmのハイキーバージョン。
うーん……
アウトフォーカスも含めてここまで輪郭強調しちゃうと、ちょっとうるさいかも。

Kp002136f24f2c_2
PENTAX KP / FA24mm F2 等倍

等倍で見てみます。
F2は、やっぱりモヤッとしてます。

Kp002138f24f8c
PENTAX KP / FA24mm F8 等倍

F8は、かなりキリッとしてます。

Kp002133fa31f8c_2
PENTAX KP / FA31mm F8 等倍

FA31mmも、キチキチした感じにはなりましたが、本来の柔らかな感じは失われ、筆者がこのレンズに求めているものとは違う印象になってしまいました。

結論。
明瞭コントロール、もしかして「もや~」な写真の救済に使えるかと思ったのですが、
「ダメな写真はいくらいじってもダメ」
ということがわかりました。
まあ、当たり前ですね。
でも、そこそこ写っている写真であれば、より引き締まった感じにはできそうです。
せっかくですので、これからもときどき、試してみようと思います。

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April 26, 2017

PENTAX KP / キーとコントラスト、明瞭コントロール

Kp002071r
PENTAX KP / FA31mm

RAW展開による現像の続き。
今回はカスタムイメージの中にある、キーとコントラスト他をいじってみます。
最初がカスタムイメージ「雅」で、数値をいじっていないもの。
晴天下、明暗差がきつい状況で、F8まで絞り、露出補正をマイナス1、かけています。

Kp002072k4r
PENTAX KP / FA31mm

まずはキーをマイナス4(最低)に。

Kp002073k4r
PENTAX KP / FA31mm

キーをプラス4(最大)に。
これはだいぶ違いますね。
キーというのは、現像時にトーンカーブを上または下にふくらませる動作のようです。
プラスにするとカーブが上にふくらんで全体が明るくなり、マイナスすると凹んで暗くなります。
パッと見では増感あるいは減感したように感じますが、ハイライト端とシャドウ端は動いていません。

Kp0020744r
PENTAX KP / FA31mm

続いてコントラスト、マイナス4。

Kp0020754r
PENTAX KP / FA31mm

コントラスト、プラス4。
コントラストとは、トーンカーブをS字状に変化させる動作のようです。
マイナスにすると、真ん中より上側(ハイライト側)が落ち、下側(シャドウ側)が持ち上がって、明暗差が縮まります。
プラスにすると、明暗差が広がります。

Kp002076ch4r
PENTAX KP / FA31mm

今度は「コントラスト・ハイライト」をマイナス4。

Kp002077ch4r
PENTAX KP / FA31mm

「コントラスト・ハイライト」をプラス4。
コントラスト・ハイライトはトーンカーブのハイライト側を上下させる動作のようですが、ブログサイズで見るとほとんど違いがわかりません。
白飛び直前のあたりのごく狭い範囲だけをコントロールし、写真全体のトーンに与える影響を少なくしている印象です。

Kp002078cs4r
PENTAX KP / FA31mm

次に「コントラスト・シャドウ」をマイナス4。

Kp002079cs4r
PENTAX KP / FA31mm

「コントラスト・シャドウ」をプラス4。
こちらはトーンカーブのシャドウ側を上下させる動作のようですが、コントラスト・ハイライトと同様、黒つぶれ寸前の狭い範囲を動かしている印象です。

今度はカスタムイメージではなく、独立した補正項目となっている、「明瞭コントロール」を使ってみます。
どういう動作をする項目なのかよくわからなかったのですが、ニコンのサイトの「明瞭度」の解説を読むと、「シャープネスの一種で、数10ピクセル単位で隣り合う部分の明るさの差を拡大したり、縮小したりする」とあるので、それに近いものではないかと思われます。

Kp0020804r
PENTAX KP / FA31mm

明瞭コントロール、マイナス4。
ブログサイズだとよくわかりませんが、モニター画面で見ると、なんだか一気にモヤッとなりました。

Kp0020814r
PENTAX KP / FA31mm

明瞭コントロール、プラス4。
おっ、これはブログサイズでもわかるぐらいに違います。
強烈に輪郭が強調され、カリカリのイメージになりました。
「肌色補正2」を逆にしたような印象です。

この明瞭コントロールは肌色補正同様、オンにするとカメラの動作を一気に遅くしてしまいます。
撮影後に「処理しています」という表示が出て、それが終わるまで数秒間、シャッターが切れなくなってしまうので、RAW展開以外では使いにくい項目です。
効き方を見ても、どうやら肌色補正に近い動作をしているように思われます。
しかし……
シャープネスなどに比べて、縮小画面でもかなり明快に効きますね。

Kp002084k4ch4cs4fs4r
PENTAX KP / FA31mm

最後に、「全部乗せ」をやってみました。
キー+4、コントラスト・ハイライト-4、コントラスト・シャドウ-4、ファインシャープネス+4、明瞭コントロール+4。
ふううん……
シャリシャリ、カリカリですが、これはこれで眠たい写真の救済とかに、使い道があるかも。
時間ができたら、そのうち試してみようかと思います。

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April 23, 2017

PENTAX KP カスタムイメージと肌色補正

Kp002050r
PENTAX KP / FA31mm

PENTAX KPのカスタムイメージは、いろいろな種類があるので、1度ではとても調べきれません。
そこで第2回。
今回もRAW展開を使って、「ナチュラル」「雅」「人物」を試してみます。
最初はナチュラル。

Kp002053r
PENTAX KP / FA31mm

続いて人物。
ナチュラルと人物の違いは少ないです。
気持ち、肌が赤みがかる感じ。

Kp002054r
PENTAX KP / FA31mm

最後に雅。
こちらは違いが少し大きくて、肌が黄色がかる感じ。

Kp002055r
PENTAX KP / FA31mm

もう1つ行ってみます。
まずナチュラル。

Kp002088r
PENTAX KP / FA31mm

人物。

Kp002087r
PENTAX KP / FA31mm

雅。
うーん。
筆者は風景などでは雅が好きなのですが、人の肌の感じは、黄色っぽくなって今イチですねえ。
この3つで比べると、「ナチュラル」が一番好きかも。

Kp0020511r
PENTAX KP / FA31mm

続いて、カスタムイメージとは別に設定されている、肌色補正を使ってみます。
最初がカスタムイメージのナチュラルに、肌色補正1をかけたものです。

Kp0020522r
PENTAX KP / FA31mm

次が肌色補正2。
この大きさだと違いがわかりにくいので、等倍切り出しで比較してみます。

Kp002050c
PENTAX KP / FA31mm

ナチュラル。

Kp0020511c
PENTAX KP / FA31mm

肌色補正1。
まだよく違いがわかりません……(^^;)

Kp0020522c
PENTAX KP / FA31mm

肌色補正2。
これははっきりわかりました。
全体にソフトフィルターがかかったように、ぼんやりした感じになります。
シャープネスやコントラストを下げているようです。

肌色補正、残念ながら変化の方向としては、筆者の好みではありませんでした。
それ以上に問題なのは、この補正をオンにすると撮影後の画像処理に時間がかかってしまい、連写が不可能になることです。
数秒間シャッターが反応しなくなってしまうので、普段はオフにしておかないと、どうにもなりません。
たぶんもう、使うことはなさそうですね。
もし必要な場合が出てきたら、今回のようにRAWファイルから、カメラ内RAW展開するときに使おうと思います。

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April 21, 2017

PENTAX KP RAW展開とシャープネス

Kp001598ns4r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

ペッタックスのシャープネスは通常のシャープネスの他に、ファインシャープネス、エクストラファインシャープネスの計3種類があります。
これもK5時代からの伝統です。
今回はRAW展開を使って、3種類のシャープネスの違いを見てみました。
まずは画面全体で。
上は通常のシャープネスをマイナス4(最低限)としたもの。

Kp001597r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

次はシャープネスがプラスマイナスゼロのもの。

Kp001599ns4r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

3番めは、シャープネスをプラス4(最大)としたもの。
ブログのサイズでは、たぶん最大と最小でも違いがわからないと思います。
モニターサイズだと、見比べるとマイナス4は少しボヤッとしていて、シャープネスを上げるたび、輪郭が少しカッチリしてきます。
でもまあ、それほど大きな違いではありません。

Kp001627ns4c
PENTAX KP / DA55-300mm RE

次は等倍で検証してみましょう。
最初はシャープネスマイナス4。

Kp001597c
PENTAX KP / DA55-300mm RE

次はプラスマイナスゼロ。
これはかなり違いがわかると思います。
全体にクッキリしてきました。

Kp001598ns4c
PENTAX KP / DA55-300mm RE

シャープネスプラス4。
これも違いが明らかです。
輪郭はさらにクッキリ、でも全体に少しざわつく印象。
木の枝などでは塗絵調で、不自然に感じる箇所もあります。

Kp001599fs4c
PENTAX KP / DA55-300mm RE

続いてファインシャープネスのプラス4。
筆者の目には、通常のシャープネスとの違いがよくわかりません……
若干、効きが強くなったかな(^^;)。

Kp001601es4c
PENTAX KP / DA55-300mm RE

エクストラファインシャープネスのプラス4。
これは独特で、輪郭ではないところまでノイズが浮いたり、ドット絵のようになったりしています。
等倍画面で見るかぎり汚らしい印象で、筆者の好みではありません。
ただモニター画面ではそこまではわかりません。
こうやって装備されているということは、たぶん何か、想定されるような使い道があるのでしょうね。

ファインシャープネス、最初に登場したときは、
「普通のシャープネスと違い、輪郭線を太くしないで解像感を高められる」
と評判になったものでした。
でもその後センサーの画素数が増えるにつれ、とりわけ鑑賞サイズの画面では、普通のシャープネスとの差が感じられなくなってしまったように思います。

シャープネスは、いわゆる「カリカリ」な描写が好きな人は、限界まで高くかけるのでしょうね。
これまで、「シャープネスを強めると高感度でノイズが目立つのが欠点」と言われてきましたが、KPの場合はもともとノイズが少ないので、積極的に使っても問題は少なそうです。

筆者の場合はというと、等倍での解像感にはあまりこだわらないですし、シャープネスとファインシャープネスの違いについては、等倍で見てもよくわからないぐらいの鑑賞眼のなさ(^^;)。
おそらくプラスマイナスゼロのあたりが、メーカーさんの推奨なんでしょうから、何か理由が出てくるまでは、そのままいじらないでおこうかと思っています。

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April 19, 2017

PENTAX KP RAW展開とカスタムイメージ

Kp001594r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

PENTAXの一眼レフでは、いろいろな種類のカスタムイメージを選べます。
これはK5のときからそうでした。
今回、カメラ内RAW展開を利用して、久しぶりに見比べてみました。
カメラ内RAW展開は、撮った写真をRAWで保存してあれば、カメラ内で現像の設定を変えて違いを確認できる機能。
KPでは再生ボタンを押して、十字キーの下方向を押すと出てきます。

この写真を撮った日の天気は薄曇り、時刻は午後2時前。
パッとしない写真ばかりになってしまって、「なんとかできないかなあ」といじってみたもの。
ホワイトバランスはオートを使用しています。

最初の写真は「ナチュラル」。
色のバランスは中庸で、忠実色と言われるもの。
コントラストや彩度などもプラスマイナスゼロです。
冴えないですよね~(笑)。

Kp001597r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

上は筆者がよく使っている「雅(みやび)」。
マゼンタとグリーンが強調されます。
キーやコントラストは真ん中。
でも桜の花だと見た目、違いがわかりませんね。

Kp001596r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

「鮮やか」。
コントラストとシャープネスが+1。
イエローとブルーが若干、強調されます。
色のチャートだと、雅と真逆です。
ですが桜だと、やっぱり違いがよくわかりません。

Kp001595r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

「ポップチューン」。
イエローとブルーが極端に強調されます。
キーが+2、コントラストが+3、シャープネス+1。
鮮やかのやり過ぎ版というところですかね。
全体に明るく見えます。
キーとコントラストが効いているようです。

Kp001603r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

次はカスタムイメージは「雅」に固定して、ホワイトバランスを変えてみました。
こっちのほうが色の変化は大きいです。
まずこれまでのオートから、「曇天」にしてみます。
茶色っぽくなりました。

Kp001602r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

「太陽」。
花の色が濃くなり、少し青みがかる感じ。

Kp001604cr
PENTAX KP / DA55-300mm RE

「CTE」。
これはもともとの光の傾向を強める方向に補正するという、ペッタックス独特の設定。
おもしろい色になるので、筆者もときどき使います。
今回も、普通の「ナチュラル」よりはいいです。
「太陽」の色味を強調したような感じになっています。

Kp001604r
PENTAX KP / DA55-300mm RE

最後は、遊びで、ホワイトバランスを「昼光色蛍光灯」、カスタムイメージを「ポップチューン」にしてみました。
派手なピンクです。
実物とは全然違いますが、今回みたいに曇り空での撮影で眠い写真になってしまったなんていうときは、こういうのもありかも。
ちなみに、「白熱灯」だと真っ青になります。
色って、不思議なものですよね。

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April 15, 2017

絞りとパープルフリンジ

Kp001377r_2
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

前回、モーションブラケットを試している途中で出てきた、パープルフリンジ。
F2.8の絞り開放で初めて現れました。

Kp001377c
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

拡大すると、こんな感じ。
水面の反射光のところで、白く飛んだハイライトの周囲に出てきています。

Kp001372r_2
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

こちらは同じ状況で、F18まで絞り込んだもの。
フリンジは出ていません。

Kp001372c
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

拡大すると、ハイライト部分はやはり白飛びし、フレアっぽい感じになっていますが、紫の縁取りはなし。
絞ったことで、水の手前にある蜘蛛の巣が見えています。

なお、筆者のSP90mmは1996年発売の172E、まだデジタル一眼レフが登場する前の、フィルムカメラ時代の製品です。
その後、2004年にコーティングを変えて面間反射を抑えた「Di」が出ており、その後にModel F004、Model F107と続いたので、現行品はパープルフリンジはもとより、フレアなどにもより強くなっているはずです。
この172Eでも、同じくフィルムカメラ時代の製品である、PENTAX純正のFA77mmLimitedやFA31mmLimitedなどに比べると、パープルフリンジは出にくいです。

Kp001378r
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

さて、絞りとパープルフリンジの関係をもう少し見ようと思い、やはり反射光でパープルフリンジが出た水面を、絞りを変えながら撮ってみました。
まずはF2.8。

Kp001378c
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

拡大してみます。
ごらんのように水面の反射光で、パープルフリンジが出ています。

Kp001381r
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

続いてF4。
ありゃあ、かえってフリンジがひどくなってしまいました。

Kp001380r
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

F8。
こちらはだいぶ抑えられています。
でもまだ出てますね。

Kp001379r
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

F11。
ここまできて、まったく見られなくなりました。

Kp001379c
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

拡大しても、この通り。
まだ試していませんが、FALimitedでも絞り込めばパープルフリンジは改善しそうですね。

Kp001366r
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

ま、フリンジの話はこの辺にして。
このタムロン172E、発売から20年以上経つわけですが、KPで撮ってもいい写りです。

Kp001403r
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

筆者は今では、一眼レフでマクロ撮影をすることはほとんどなくなってしまったのですが――APS-Cサイズの撮像素子では被写界深度が浅すぎて、マクロでは使いにくいので――このレンズは中望遠レンズとして遠景で使っても、とてもいい描写をします。

Kp001398r
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

ピントが来たところはくっきりシャープ、アウトフォーカスは柔らかく。

Kp001425r
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

マクロレンズとしては400gと軽く、取り回しにも問題ありません。
難を言えば、KPとの組み合わせでAFがたまに迷うことですね。
きっと新しいインナーフォーカス、超音波モーター採用のModel F107では違うんでしょうが、残念ながらタムロンさんも、ペンタックス用は発売しなくなってしまいました。

Kp001417r
PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

今回のベストショット。
春ですねえ。

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April 12, 2017

PENTAX KP モーションブラケット

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PENTAX KP / DA55-300mm RE

PENTAX KPのモーションブラケットを試してみました。
Tvモードとし、十字キーでブラケットを選択。
ここではライブビューモードで電子シャッターを選択、高速シャッターで使ってみます。
やってみたら、モーションブラケットでは、1枚めにセットしたシャッター速度で撮影、2枚め、3枚めとシャッター速度が速くなっていくことがわかりました。
そこでシャッター速度を6400分の1にセット、感度オート、+1EVでブラケットしてみます。

ライブビューで電子シャッターだと、ブラケットを使って3枚撮っても、小さな音が1度するだけ。
最初の1枚は1/6400、絞りはF4.5(開放)、ISO1600となりました。

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PENTAX KP / DA55-300mm RE

2枚めは1/12800、絞りはF4.5で同じ、ISOは3200となりました。
モニター画面で見るかぎり、1枚めととくに変わりません。

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PENTAX KP / DA55-300mm RE

3枚めは1/24000、絞りF4.5、ISOは6400。
これも見た目は変わらず。
まあISO6400でノイズがまったく気にならないのは、KPならではでしょうが。

結局、1/6400からいくらシャッター速度を速くしても、要は止めて写しているというだけで、写り方に差はないようです。
ただ自分では一瞬で撮り終えたと思ったのに、1枚めと2枚め、3枚めの構図がズレています。
電子シャッターでのブラケットでは、音が1度しか鳴らないのですが、実際には音が出た後、3枚めを撮り終えるまでに多少時間がかかっているようです。
でも撮る側としては、音が消えるとつい、
「もう撮り終わった」
と思い、構えをおろしてしまうんですね。
電子シャッターでブラケットする場合は、音が消えてからもしばらくは、カメラを同じ位置でホールドし続けないといけないようです。

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PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

高速シャッターではブラケットを使っても、連写と大差ない結果でした。
そこで次は、シャッター速度による写りの違いがわかりやすい、流水を被写体とし、20分の1秒から始めてみます。
1枚めは1/20、F18、ISO200。
シャッター速度が遅いので、下に落ちる水の縁のところが、滑らかになっています。

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PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

2枚めは1/40、F13、ISO200。
これぐらいだと違いがよくわかりませんね。

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PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

3枚めは1/80、F9、ISO200。
これもあまり違いません。

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PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

今度は差をはっきりさせるべく、+3EVでブラケットしてみます。
最初は1/20で同じなので、省略。
2枚めは1/160、F6.3、ISO200。
まだよくわからず。

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PENTAX KP / TAMRON SP90mm MACRO(172E)

最後、3枚めは1/1250、F2.8(開放)、ISO400。
絞り開放まできて初めて感度が上がりました。
ここまで速くなると、空中の水玉が止まって見えてきます。
同時に、お?
水面の反射に紫色の縁取りが。
これまでなかったパープルフリンジです。
ふーん、やっぱり、絞りを開けると出てくるんですね。

モーションブラケットですが、スポーツとかで動きを止めたいときは最初から速いシャッター速度を使うだろうし、滝を絹の布みたいにしたければ、スローシャッターを使うだろうし、被写界深度ブラケットと同様、筆者の使い方だと、これといった使い道は思い浮かびません。
「まあ、ついていて邪魔ということもなさそうだし、あっても別にいいか」
というのが、正直な感想でした(^^;)。

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