Posts categorized "携帯・デジカメ"

April 29, 2018

α7Ⅲとマウントアダプター10 SIGMA 300mm F4

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RICOH GR

α7Ⅲとマウントアダプターの実験、その10。
とりあえず今回を最終回としたいと思います。
最後に取り上げるのは、1995年発売の望遠レンズ、SIGMA APO TELE MACRO 300mmF4。

Gr000133_r
RICOH GR

横から見ると、こんな感じ。
黒くて大きくて、大砲チックです。
これもデジタルとの相性はあまり良くなくて、開放ではなんだか白っぽくなってしまって冴えません。
経験上、f8ぐらいまで絞ると、フレアっぽさがなくなって、すっきりした描写が楽しめます。
でも300mmともなると、AFが使えないと筆者の腕ではきびしいです。
それにAPS-C機で使うほうが、35mm換算での焦点距離が伸びるので、お得感があるんですよね。

Al001241sigma300f56_r
SONY α7Ⅲ / SIGMA 300mm F4

ということで、α7Ⅲで使う予定は今のところありませんが、せっかくですのでこれまでと同じ条件で、中心部を等倍切り出ししてみます。
望遠300mmだと、切り出ししなくてもこの画角。

Al001239sigma300f4t
SONY α7Ⅲ / SIGMA 300mm F4(等倍)

まずは開放f4。
手持ちだとピントがきっちり合わないかもしれないので、少し斜めになった面を切り出します。
手ブレも心配ですが、まあご参考程度ということで。

Al001241sigma300f56t
SONY α7Ⅲ / SIGMA 300mm F4(等倍)

f4からf5.6に一段絞ると、かなり画質が向上します。

Al001243sigma300f8t
SONY α7Ⅲ / SIGMA 300mm F4(等倍)

ところがf5.6からf8に絞ると、反対に画質が低下してしまいました。

Al001245sigma300f11t
SONY α7Ⅲ / SIGMA 300mm F4(等倍)

f11まで絞ると、一気に画質が落ちてきました。
このレンズは絞りで画質が激変するようで、f5.6が断然いいです。
むむ、これまではフレアっぽさを嫌って、f8ぐらいで使うことが多かったのですが…
解像度重視だと、絞りすぎないほうがよさそうですねえ。

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April 28, 2018

α7Ⅲとマウントアダプター9 TAMRON SP90mm F2.8

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RICOH GR

α7Ⅲとマウントアダプターの実験、その9。
今回はTAMRON SP90mm F2.8 MACRO(172E)です。
現行品ではなく、1996年発売の銀塩カメラ時代の製品。
デジタルで使う場合、反射光でパープルフリンジが出やすいという弱点はありますが、写りは今も一級品です。

Al001564tam90f28_r
SONY α7Ⅲ / TAMRON90mm F2.8

いつもの被写体を使い、周辺部の画質を見るために横にコミックを並べました。

Al001564tam90f28t1
SONY α7Ⅲ / TAMRON SP90mm F2.8 (等倍)

まずは中心部の等倍切り出し。
開放f2.8からよく解像しています。

Al001565tam90f4t1
SONY α7Ⅲ / TAMRON SP90mm F2.8 (等倍)

一段絞ってf4とすると、少しクッキリしてきますが、解像度的にはほとんど変化がありません。

Al001566tam90f56t1
SONY α7Ⅲ / TAMRON SP90mm F2.8 (等倍)

f5.6。
やはり、f4に比べて少しクッキリしている印象。
こちらも差は少ないです。

Al001567tam90f8t1
SONY α7Ⅲ / TAMRON SP90mm F2.8 (等倍)

f8。
少し解像度が落ちてきました。

Al001568tam90f11t1
SONY α7Ⅲ / TAMRON SP90mm F2.8 (等倍)

f11。
はっきり落ちてきました。
中心部の画質はf5.6あたりがピークのようです。
でも開放からわずかしか変わりません。

Al001564tam90f28t2
SONY α7Ⅲ / TAMRON SP90mm F2.8 (等倍)

今度は周辺部。
中心部と同様、開放f2.8からよく解像しています。

Al001565tam90f4t2
SONY α7Ⅲ / TAMRON SP90mm F2.8 (等倍)

f4。
f2.8と差がわかりません。

Al001566tam90f56t2
SONY α7Ⅲ / TAMRON SP90mm F2.8 (等倍)

f5.6。
こちらもf4と差がわかりません。
これは意外でした。
絞っても変化がないみたいです。

Al001567tam90f8t2
SONY α7Ⅲ / TAMRON SP90mm F2.8 (等倍)

f8。
これまでに比べて、少し滲んできました。

Al001568tam90f11t2
SONY α7Ⅲ / TAMRON SP90mm F2.8 (等倍)

f11。
はっきり画質が劣化しています。
オールドレンズにはめずらしく、このTAMRON SP90mm (172E)は開放からf5.6まで、中心部も周辺部もほとんど描写が変化せず、安定しています。
そしてf8以上では全体で画質が低下していくようです。

マクロとして使う場合はつい絞って被写界深度を上げたくなりますが、画質という点では、開放からf5.6までで使うのがよさそうです。

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April 27, 2018

α7Ⅲとマウントアダプター8 FA77mmf1.8

Gr000114_r
RICOH GR

α7Ⅲとマウントアダプターの実験、その8。
今回はFA77mm f1.8 Limitedです。

Al001333fa77f4_r
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8

写りの良さではピカイチなのに、APS-C機では画角が狭くなりすぎ、使いにくかったレンズ。
α7Ⅲで使えれば出番が増えそう。
いつもの被写体を撮って絞りを変えていきます。

Al001331fa77f18t1
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f1.8開放の等倍切り出し。
十分解像していますが、ちょっとモヤッとしています。

Al001332fa77f28t1
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f2.8。
俄然、すっきりしてきました。

Al001333fa77f4t1_2
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f4。
f2.8に比べ、わずかにクッキリしています。

Al001334fa77f56t1_2
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f5.6。
これはf4に比べ、かなりクッキリしているかも。

Al001335fa77f8t1
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f8。
ここで画質が落ち始めた感じ。

Al001336fa77f11t1
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f11。
はっきりと画質が落ちてきました。
中心部については、f5.6あたりがピークのようです。

Al001331fa77f18t2
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

続いて周辺部。
f1.8開放。
中心部と同じく、かなり解像していますが、モヤッとしています。

Al001332fa77f28t2
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f2.8。
f1.8とあまり変わりません。

Al001333fa77f4t2_2
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f4。
これはf2.8に比べ、はっきりクリアになってきた印象。

Al001334fa77f56t2_3
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f5.6。
f4よりさらにクリアです。

Al001335fa77f8t2
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f8。
f5.6とほぼ同等でしょうか。

Al001336fa77f11t2
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f11。
ちょっと鮮明度が落ちてきました。

Al001337fa77f16t2
SONY α7Ⅲ / FA77mm f1.8(等倍)

f16。
はっきりと画質が悪くなっています。
通してみると、中心部はf2.8ぐらいから使え、周辺部はf4ぐらいからよくなってくる印象で、f11以上は避けたほうがよさそうです。
全体にf5.6ぐらいが解像度的にはベストでしょうか。
予想通り、いい写りを見せてくれました。

FA77mmはポートレートに使うと最高なので、瞳AFが使えたらと思いますが、まあそれはないものねだりというもの。
MFと画像拡大の組み合わせでも、精密にフォーカスできます。
外に持ち出すのが今から楽しみです(^^)。

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April 26, 2018

α7Ⅲとマウントアダプター7 FA50mmf1.4

Gr000098_r
RICOH GR

α7Ⅲとマウントアダプターの実験、その7。
今回は故障品のFA50mmf1.4を試してみます。
GWに旅行に持っていき、滝壺で転んで水没させ、初代のKPとともに全損になってしまった個体。

レンズ内にも水が入ってしまい、乾いた後、買い直したKPに付けて使ってみたら、回路が壊れたようで絞りが連動しなくなっていました。
KPの場合、手動で絞りを動かす方法がないため、こうなるとどうしようもないのですが、
「α7Ⅲなら使えるかも」
と、一縷の望みを託して、アダプターを介して取り付けてみたところ――

Al001153fa50f147_r
SONY α7Ⅲ / FA50mm

なんと!
上の写真のように、見事に写ったではありませんか。
レンズ内まで水が入ったにも関わらず、目立つ汚れも見当たりません。
KPでは動かなかった絞りも、ちゃんと動きました。
これには感激しました。

Al001153fa50f147t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

ということで、中心部を等倍切り出ししてみます。
最初に開放f1.4。
にじんだような感じです。
銀塩時代から開放ではボヤッとした写りでしたから、こんなものでしょう。

Al001155fa50f27t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

f2。
少しよくなりましたが、まだにじんだような写り。
文字が二重に見えます。
やっぱり水没のせいかな…

Al001158fa50f287t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

f2.8。
お? だいぶよくなってきました。
これは期待が持てるかも。

Al001159fa50f47t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

f4。
一段ときれいになりました。
うん、これなら使えますね。

Al001161fa50f567t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

f5.6。
まだ画質が向上しています。

Al001164fa50f87t
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

f8。
ああ、ここで画質が落ちてきました。
FA43mmと同じく、f5.6あたりが中心部の解像度のピークのようです。
でもピークのところで比べたら、DA50mmより上かも。
ということで、比較してみましょう。

Al001174da50f3t
SONY α7Ⅲ / DA50mm(等倍)

Al001161fa50f567t_2
SONY α7Ⅲ / FA50mm(等倍)

Al001321t
SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8(等倍)

上がDA。絞りはアダプターで3段絞っていて、f5.0ぐらい。
中段がFAで、f5.6。
下は比較のために撮ってみたFE35mmの等倍切り出しで、絞りはf5.6。

比べると、やっぱりFAのほうがきれい。
DA50mmは開放から中心部の画質はあまり変化しないのですが、FAのほうは開放ではぼんやりした写りで、絞るにつれてどんどん画質が向上し、f4~f5.6ではDAを上回る印象です。
中心部だけなら、FE35mmにも勝っているように見えます。

FA50mmの発売は43mmよりさらに古く、1991年だそうです。
今年、同じ焦点距離、同じ開放F値の新しい大型の新レンズが発売になるようですが、このオールドレンズでも――しかも水没後でも(^^;)――中心部の画質は十分、通用しますね。
これはうれしい驚きでした。

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April 24, 2018

α7Ⅲとマウントアダプター6 FA43mmf1.9

Gr000105_r
RICOH GR

α7Ⅲとマウントアダプターの実験、その6。
今回はFA43mm f1.8 Limited。
これもKPでよく使っているレンズです。
筆者の手持ちレンズでは唯一のシルバーで、DA40mm用のフジツボ型フードをつけています。

Al001204fa43f197_r
PENTAX KP / FA43mm

いつもの被写体。
フードをつけてもケラレはありません。
中心部を拡大してみます。

Al001204fa43f197t1
SONY α7Ⅲ / FA43mm(等倍)

開放f1.9。
開放からよく写っています。

Al001207fa43f287t
SONY α7Ⅲ / FA43mm(等倍)

f2.8。
一段絞ると、さらにシャープになってきました。

Al001208fa43f47t
SONY α7Ⅲ / FA43mm(等倍)

f4。
お、比べるとこちらのほうがf2.8より若干、クリアですね。

Al001211fa43f567t
SONY α7Ⅲ / FA43mm(等倍)

f5.6。
f4に比べて、わずかですがよりクリア。
FA43mmは柔らかいボケが持ち味なので、これまでほとんど開放付近で撮っていたのですが、解像感重視なら絞ったほうがよさそうです。

Al001212fa43f87t
SONY α7Ⅲ / FA43mm(等倍)

f8。
ここまで絞ると、ISOのためだけでなく、画質そのものが落ちてきた印象。
f5.6あたりが解像度のピークでしょうか。
あまり絞りすぎないほうがいいみたいです。

このレンズが発売されたのは銀塩カメラ時代の1997年ということで、もう20年以上前になります。
でもこうやって比較すると、中心部の解像感については新しいFE35mmをしのぐものがあり、FA31mm同様、α7Ⅲでも十分に現役レンズとして使えそう。
うれしいですね(^^)。

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April 23, 2018

α7Ⅲとマウントアダプター5 FA31mmf1.8

Gr000101_r
RICOH GR

α7Ⅲとマウントアダプターの実験、その5。
今回は期待のLimitedレンズ、FA31mmf1.8。
現在、筆者がKPで常用しているレンズです。

Al001312fa31f187_r
SONY α7Ⅲ/FA31mmf1.8

今回もこれまでと同じ被写体。
アダプターの使い方も少しわかってきたので、ここからはアダプター側の絞りを最大として、レンズ側の絞りリングを動かし、中心部と周辺部の画像の変化を見ていきます。

Al001312fa31f187t1
SONY α7Ⅲ/FA31mmf1.8(等倍)

まずは絞り開放f1.8。
中心部の画像です。
RIKENON28mmでは絞っても読めなかった文字が、開放から読めることがわかります。

Al001313fa31f287t1
SONY α7Ⅲ/FA31mmf1.8(等倍)

f2.8。
一段絞ってしゃっきりしてきました。

Al001314fa31f47t1
SONY α7Ⅲ/FA31mmf1.8(等倍)

f4。
f2.8とあまり変わらない感じ。

Al001316fa31f87t1
SONY α7Ⅲ/FA31mmf1.8(等倍)

f8。
ISOが上がり、画面が汚れてきました。

Al001312fa31f187t2
SONY α7Ⅲ/FA31mmf1.8(等倍)

続いて周辺部、f1.8開放。
本の背表紙の文字が読めます。

Al001313fa31f287t2
SONY α7Ⅲ/FA31mmf1.8(等倍)

f2.8。
中心部と同じく、一段絞ってしゃっきりしてきました。

Al001314fa31f47t2
SONY α7Ⅲ/FA31mmf1.8(等倍)

f4。
f2.8に比べ、わずかに輪郭がはっきりしてきたかもしません。

Al001316fa31f87t2
SONY α7Ⅲ/FA31mmf1.8(等倍)

f8。
f4に比べて画質の向上は感じられません。
この感じだと、中心だけ使う分にはf2.8ぐらいでよく、周囲もくっきり写したいときはf4以上、というところでしょうか。
続いてα7ⅢとKPで同じところを写し、同じ大きさにして比べてみます。
さらにα7ⅢでFE35mmf2.8で同じところを写し、比べてみました。

Kp016316t_r
PENTAX KP / FA31mmf1.8(縮小)

Al001314fa31f47t1_2
SONY α7Ⅲ/FA31mmf1.8(等倍)

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

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SONY α7Ⅲ / FE35mm F2.8

上がKP、真ん中がα7Ⅲ。
KPも拡大しながらMFでピント合わせし、同じf4で撮っています。
お、これはFA24mmやDA50mmとは逆に、どちらかというとKPのほうがクリアな感じですね。
レンズによって相性があるのかもしれません。

下の2枚はα7Ⅲ/FE35mmの中心部と周辺部。
絞りは同じくf4。
よく写っています。
中心部はFA31mmf1.8と同等で、周辺部の写りもクリア。
焦点距離が長い分、解像度が高くなっています。

FE35mmの写りは満足できるものですが、それと比較してもFA31mmが見劣りするということはなく、α7Ⅲでも問題なく使えそうです。
今後、他のFA Limitedレンズでも検証していきたいと思います。

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April 22, 2018

2018 α7Ⅲとマウントアダプター4 RIKENON 28mm f3.5

Gr000091_r
RICOH GR

α7Ⅲとマウントアダプターの試用、続き。
今回はRIKENON 28mm f3.5を使ってみます。
これは銀塩時代、ペンタックスと同じKマウントを採用していたリコーの一眼レフ用のパンケーキレンズ。
MFですが、小さいのに意外と写りがよくて、筆者は愛用していました。

アダプターと一緒にα7Ⅲに取り付けても、ごらんのようにコンパクト。
これで写りがよかったら…と思うのですが、このレンズもFA24mm同様、デジタルと特に相性が悪く、フレアっぽいモヤモヤの画になってしまいます。
銀塩写真では、そんなことはなかったんですけどねえ。

その上、筆者の現愛用機のKPでは、絞りにAポジションのないMFレンズはすべて絞り開放でしか使えないという、オールドレンズ切り捨て仕様になってしまったため、このレンズも事実上、使いものにならなくなってしまいました。
これがα7Ⅲでは使えるのです。
筆者にとってはそれだけでうれしいこと(^^)。

Al001300r28f357_r
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5

これまでと同じように上の写真のような被写体を写して、等倍切り出しで見てみます。
レンズ側の絞りリングにAポジションがないので、いろいろやってみると、おもしろいことが――まあ、筆者が知らなかっただけなのですが(^^;)――わかりました。

まず、アダプター側の絞りリングの目盛りを0にすると、レンズ側の絞りリングをいくら動かしても、まったく反応がありません。
しかし目盛りを1にすると反応して1段分だけ絞りが動くようになり、2にすると2段分動くようになり、7以上にすると完全に動くようになります。
逆も同様で、レンズ側の絞りを開放にすると、アダプター側の絞りリングを動かしても反応しませんが、レンズ側で一段絞るとアダプター側の絞りリングで1目盛り分だけ動くようになり、二段絞ると2目盛り分動き、レンズ側の絞りを最大値(このレンズではf22)まで絞ると、最大に動くようになります。
アダプターって、そういう仕組みだったんですね。知りませんでした。
レイクォールさん、ちゃんと取説やサイトで説明してくださいね。

Al001300r28f357t1
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

さて、まずアダプター側を最大値まで絞って、レンズ側の絞りリングを開放にして写し、中心部を切り出します。
モヤ~っとしてます。

Al001301r28f567t1
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

レンズ側を一段絞ってf5.6に。
少し見やすくなりましたが、まだモヤッとしています。

Al001303r28f87t1
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

さらに絞ってf8に。
f5.6に比べ、画質の向上は感じられません。
かえってISOが上がって、画が汚くなりました。

Al001300r28f357t2
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

続いて、開放f3.5での周辺部の等倍切り出しです。
中心部以上にモヤッとしています。
とくに端っこギリギリはひどく流れています。

Al001301r28f567t2
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

f5.6。
変わりません。

Al001303r28f87t2
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

f8。
やっぱり、変わりません。
んー……これ以上絞っても、あまり見込みがないかも。

Al001307r28f220t1
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

今度はレンズ側の絞りリングを最大の22とし、アダプター側を開放0に。
やっぱりモヤっとしてます。

Al001308r28f221t1
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

f5.6。
少しよくなったようですが、大差はありません。

Al001309r28f222t1
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

f8。
f5.6のときと変わりません。

Al001307r28f220t2
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

f3.5、周辺部。

Al001308r28f221t2
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

f5.6。
変化なし。

Al001309r28f222t2
SONY α7Ⅲ/RIKENON 28mm f3.5(等倍)

f8。
同上。

Kp016311t_r
PENTAX KP / RIKENON 28mm f3.5(縮小)

比較のため、KPで撮って、α7Ⅲの等倍切り出しと同じ範囲を切り出して同じ大きさに縮小した画像を載せます。
前述のようにKPではMFレンズは開放でしか使えないため、この写真も絞り開放です。
やはりモヤ~っとしてます。
このレベルだと、α7Ⅲと比べてもあまり意味がなさそう。

Gr000137t1
RICOH GR

Gr000137t2
RICOH GR

35mm換算で同じ28mmの画角のAPS-C機、リコーGRの写真を等倍切り出ししてみました。
f5.6、ISO1600。
画素数がやや少ないので範囲が広くなっていますが、RIKENON28mm と比べると、こちらのほうが若干クリアに見えます。

このレンズ、なんといっても小さいので、便利に使えるかもと期待していたのですが、小さいといってもα7Ⅲに取り付ければGRより大きいし、AFが使えず画質も落ちるとなると、使うメリットがなさそうですねえ。
残念。

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April 21, 2018

α7Ⅲとマウントアダプター3 FA24mmf2

Gr000097_r
RICOH GR

α7ⅢとマウントアダプターでKマウントレンズを使う実験、その3。
ここからはフルサイズで実用性が高いと思われる、FAレンズを試してみます。
まずは広角のFA24mmF2から。

Al001135fa24f27_r
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(f2開放)

アダプターに付属していた取扱説明書によれば、レンズ自体に絞りリングのあるFAシリーズをPDA-SαEで使う場合、アダプターではなくレンズの絞りリングで絞り値を設定するとのことです。
「ということは、アダプター側は開放、つまり目盛りの0の位置でいいわけだな」
と考えて、そうやってみたのですが…

不思議なことに、レンズの絞りをいくら回しても、シャッター速度もISOも変化しません。
「なんだこりゃ?」
と思い、絞りを回しながらレンズを覗き込んでみると、まったく絞りが動いている様子がありません。

Al001138fa24f287_r
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(f2.8)

「なんなんだ、いったい」
首をひねりつつ、やむなくレンズ側の絞りを開放f2.0に固定し、アダプター側の絞りを動かしてみました。
ところがこれもまた、シャッター速度もISOも変わらず、絞りが動いている様子もなし。
「故障かな?」
と疑いつつ、ああでもない、こうでもないと動かしているうちに、
「アダプター側の目盛りを最大の7よりさらに先まで回し切り、その状態でレンズの絞りリングを動かすと、絞りが連動して動く」
こと、また、
「レンズの絞りリングをA(オート)に固定し、その状態でアダプターの絞りリングを動かすと、絞りが連動して動く」
ことを発見しました。

Al001144fa24f87_r
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(f8)

そんなこと、取説には一言も書いてありません。
発見するまで2日もかかってしまいました。
なんという無駄手間…(-_-メ)。
レイクォールさん、もっとまともな取説を作ってくださいね。

Al001135fa24f27t1
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

はあ。
いきなり疲れてしまった。
ということでまず、アダプターの絞りリングを回しきった上で、レンズ側の絞り2→2.8→8とを変えてみました。
それが上の、2枚めから4枚めまでの3枚の写真。
でもブログサイズでは違いがよくわからないので、中心部を等倍に切り出して比較してみます。
最初は開放から。
なんかモワ~っとしてます。

Al001138fa24f287t1
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

一段絞ってf2.8にすると、だいぶすっきりします。
このレンズ、もともと銀塩時代のスターレンズという高級品だったのですが、デジタルとことのほか相性が悪くて、とくに開放では、モヤモヤな描写なんですよね。

Al001144fa24f87t1
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

こちらはf8まで絞った状態。
中心部の画質はf2.8のときと変わらず、ISOが上がった分だけざらついた描写になってきた感じ。

Al001135fa24f27t2
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

続いて周辺部の切り出し。
開放だと、こちらもモヤモヤ。

Al001138fa24f287t2
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

f2.8にすると、少しすっきりしてきますが、中心部に比べると画質が落ちます。

Al001144fa24f87t2
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

f8まで絞ると、だいぶしゃっきりしてきました。
風景を写すときには、これぐらいは絞りたいものです。

Al001295fa24f20t1
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

今度はレンズの絞りリングをAに固定、アダプターの絞りリングを0→1→4と上げていき、変化を見てみました。
アダプターの絞りリングは1ごとに1段上がるということなので、0で開放f2、1でf2.8、4でf8になる計算。
最初は開放です。

Al001296fa24f21t1jpg
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

こちらが目盛り1。
開放よりはよくなっていますが、少し違いがわかりにくいです。

Al001299fa24f24t1
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

目盛り4。
光量が不足し、ISO25600までいってしまったため、汚れた感じ。

Al001295fa24f20t2
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

同様に周辺部も比較してみます。
最初は目盛り0。

Al001296fa24f21t2jpg
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

目盛り1。
なんか、あんまり開放と変わりませんね。

Al001299fa24f24t2
SONY α7Ⅲ/FA24mm F2(等倍)

目盛り4。
少しクリアになったけれども、やはり高感度なのでざらついています。
んー、理由はわかりませんが、こうして見てみるとやはりメーカーさんのお勧め通り、アダプター側は固定してレンズ側の絞りリングを動かしたほうが、なんだかいい感じです。

Kp016304t1_r
PENTAX KP /FA24mm F2(縮小)

最後にPENTAX KPで同じレンズで撮影した画像を切り出し、 α7Ⅲの等倍画像と同じ範囲になるぐらいまで縮小して比較してみました。
開放でモヤ~としているのは、どちらも同じです。

Kp016305t1_r
PENTAX KP /FA24mm F2(縮小)

f2.8。
んー、α7Ⅲだとこれぐらいでだいぶすっきりしてきたんですが、KPだとまだモヤッとした感じが残っているような気が…

Kp016308t1_r
PENTAX KP /FA24mm F2(縮小)

f8。
ざらついてきました。
最後にもう1回、α7ⅢとKPでf2.8のときの切り出し中心部を比べてみます。
上がα7Ⅲ、下がKPです。

Al001138fa24f287t1_2

Kp016305t1_r_2

やっぱり比べると、α7Ⅲの画のほうがきれいですねえ。
さてさて、何が原因なんでしょうか。

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April 20, 2018

α7Ⅲとマウントアダプター2 DA40mmf2.8他

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RICOH GR

α7ⅢとマウントアダプターPDA-SαEでKマウントレンズを試す実験、続きです。
今回は手持ちのDAレンズの残りを試します。
まずは、たぶんイメージサークルが小さいのでダメだろうと思われる、広角のDA15mmから。

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SONY α7Ⅲ/DA15mm F4

周囲がケラれてしまいました。
このケラレの形はフードのようですね。

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SONY α7Ⅲ/DA15mm F4

フードを外してもう1回写してみますが、やはりケラれてしまいました。
予想通りですね。
トリミングしたり、クロップしたら使えるでしょうが、そこまでする意味はなさそう。

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RICOH GR

続いてDA40mm。
このレンズは発売当初、
「パンケーキレンズなのに、イメージサークルがフルサイズをカバーする」
と話題になっていましたが、はたしてどうでしょうか。

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SONY α7Ⅲ/DA40mm F2.8

おっ。四周に欠けがありません。
噂通り、イメージサークル的には大丈夫そうです。
独特のフジツボ型レンズフードも、つけたままの状態でケラレは出ていません。

Al001194da40f0t1
SONY α7Ⅲ/DA40mm F2.8(等倍)

では画質はどうでしょう。
まずは中心部。
アダプターの絞り0、開放状態での撮影ですが、問題なさそうですね。

Al001194da40f0t2
SONY α7Ⅲ/DA40mm F2.8(等倍)

では周辺部は…
うーん、こちらは流れてしまっています。
まあ、もともとAPS-C用のレンズなのですから、フルサイズで使ったときに周辺部の画像が崩れるのは、無理もないでしょう。

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SONY α7Ⅲ/DA40mm F2.8

アダプターの絞りを3まで絞ってみます。
これで周辺部の画像がクリアになるかもしれません。

Al001201da40f3t1
SONY α7Ⅲ/DA40mm F2.8(等倍)

こちらは中心部。
開放のときとあまり変わりません。
っていうか絞った分、ISOが6400まで上がって、画像が汚くなってきました。
DA50mmもそうでしたが、40mmも開放近くでボケを活かして使うのが吉かも。

Al001201da40f3t2
SONY α7Ⅲ/DA40mm F2.8(等倍)

周辺部は…
開放のときよりは締まってきましたが、お世辞にもきれいとは言えません。
まあ、こんなものでしょうね。
「周辺部の流れを我慢すれば、使えなくはない」
というレベル。

Gr000125_r
RICOH GR

最後は望遠ズームのDA55-300mmRE。
α7Ⅲに取り付けると、いかにも大きいです。
とはいえイメージサークルは小さいでしょうから、あまり期待はできません。

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SONY α7Ⅲ/DA55-300mmRE

撮影しようと思ったら、あらら、ピントリングが反応してくれません。
このレンズはレンズ内モーターでAFするタイプで、レンズと回路的に接続していないカメラだと、MFも使えない仕様のようです。
いじっているうちに、たまたま70mmぐらいの焦点距離でピントが合ったので、1枚撮ってみましたが、この焦点距離でも四周が欠けています。
まあどちらにせよ、MFでピントが合わせられないのでは、α7Ⅲでは使用不能ですね。
残念!

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April 19, 2018

α7ⅢとマウントアダプターPDA-SαE 1 DA50mmf1.8

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RICOH GR

α7Ⅲを購入したものの、同時購入したEマウントレンズはFE35mmF2.8のみ。
なにしろフルサイズ用のEマウントレンズは鬼のように高価なので……同じ焦点距離とF値だと、ペンタックスの3倍ぐらいします……いきなり何台もはとても買えません。
まずペンタックス用のKマウントレンズをα7Ⅲで使おうと考え、マウントアダプターを購入しました。
α7シリーズのようなミラーレスの場合、レンズの後端から撮像素子までの距離(バックフォーカス)が一眼レフより短いので、フルサイズ一眼レフ用レンズであれば、アダプターを介して問題なく使うことができます。

Gr000084_r
RICOH GR

もっと安いのもありましたが、評判のいいRayqual(レイクォール)の、Kマウント→Eマウント用アダプター、PDA-SαEを選択。
アマゾンで2万円ちょっとでした。
アダプター内に絞りがついているタイプで、FAレンズだけでなく、レンズに絞りリングのないDAレンズも使えます。
もっともDAレンズは基本、APS-C用なので、フルサイズで使えるものはわずかなんですが。

Gr000088_r
RICOH GR

フルサイズで使用できるDAレンズの1つ、DA50mmf1.8にアダプターをセットし、α7Ⅲに取り付けてみました。
精密感があって、なかなかよいです。
アダプターを介することで、レンズを含めた全長が24mm伸びます。
焦点距離は変わりません。
これまで35mm換算で75mm相当の焦点距離となっていたDA50mmが、本来の画角である50mmで使えるように。
AEや手ぶれ補正も機能しますが、AFは使えず、MFオンリー。
また画像ファイルにはレンズについてのexifデータ(焦点距離や絞り値など)は記録されません。

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SONY α7Ⅲ/PENTAX DA50mm F1.8

さっそく試用。
筆者はα7Ⅲのカスタムキー1に拡大表示を割り付けているのですが、これが背面の液晶でも、EVFを覗き込んでも使え、とても便利でした。
MFなので手間はかかりますが、精密に焦点を合わせられます。

PDA-SaEには0から7までの絞りの目盛りがついていて、解説書によれば0が開放、あとは1段ずつ絞れていき、レンズの最大絞りに達したところで、それ以上絞っても変化がなくなるとのこと。
最初は0で撮ってみます。
絞り開放なので、このレンズの場合はf1.8相当。

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SONY α7Ⅲ/PENTAX DA50mm F1.8

1段ずつ絞ってみます。
これは目盛り4の位置。
f1.8から4段絞ったので、f5.6とf8の中間、だいたいf6.3ぐらいのはず。
でも開放と写りが変わないような…(^^;)。
ただ絞るごとにシャッター速度や感度が変化するので、絞りが機能していることはわかりました。

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SONY α7Ⅲ/PENTAX DA50mm F1.8(等倍)

もうちょっと違いを見たかったので、中心部あたりを等倍に切り出してみます。
こちらが目盛り0。

Al001176da50f4t
SONY α7Ⅲ/PENTAX DA50mm F1.8(等倍)

こちらが目盛り4。
やっぱり、あんまり変わらない…(^^;)。
ISOが目盛り0で320だったものが、目盛り4では8000になってしまい、おかげで少し画像がざらついています。
このレンズは開放付近で使ったほうがいいのかもしれません。

Kp016300_r
PENTAX KP / DA50mm F1.8

比較のために、同じレンズを使ってPENTAX KPで写してみました。
公平になるよう、こちらも背面の液晶ディスプレイで拡大しながら、MFでピント合わせします。
こちらは75mm相当に画角が狭くなります。
絞りはf5.6。
α7Ⅲの目盛り4の写真と同じくらいです。

Kp016300t_r
PENTAX KP / DA50mm F1.8(切り出し・縮小)

α7Ⅲの等倍切り出しと同じぐらいの範囲になるよう、KPの画像を切り出して、3分の2ぐらいに縮小してみました。
α7Ⅲの目盛り4の切り出しと比較すると……お?
縮小している分、KPのほうがきれいになりそうなものですが、比べると、α7Ⅲの等倍のほうが気持ちクリアに撮れているようです。
うーん…ISO6400なので、画像がざらついているということはあるけれど、それを差し引いても差があるような…
α7Ⅲのほうが新しい分、カメラ内現像が上手なのかもしれませんね。
今の段階ではまだサンプル不足なので、少し時間をかけて検証していこうかと思います。

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